MATSUMOTO DESIGN について
代表作者のプロフィール

松本 光正 Matsumoto Mitsumasa
Industrial Designer Development & Illustrator,
1944 -2008

1960年代にかつての玩具メーカー「トミー工業株式会社」に入社。1970年頃、トミー工業株式会社でダイキャストミニカー『TOMICA』の製造が始まり、一部トミカの図面、木型、タンポ導入、部品図などの仕事と共にパッケージBOXのイラストも手掛けるようになる。
1973年、有限会社マツモトデザインを設立。1975年頃から熱狂的なスーパーカーブームが到来。トミー工業からのデザイン依頼は急増し、日に3~4点のイラストを描くこともあった。これにより、手描きデザインの画数は 400 点を超えていく。
まだ、CGが普及していなかった時代の、全て手描きによるイラスト。『ミニカーの箱に描かれたおよそ 5 ㎝のイラストの世界』をお楽しみ頂けたら幸いです。
著作権について
作品の裏には著作権についての印が貼ってあります。イラストなどは作者に著作権があるため、当時のトミー工業へはパッケージ使用のみの契約です。


デザイン原画の保全活動



イラストは、代表作者亡き後、自宅アトリエにそのままの状態で保管されていました。
作者没後十数年、自宅引っ越しを機に、4箱の段ボールに入っている作品と、数点の原型木型、トライ品カラーサンプル、唯一残っている作業中の一コマの写真にも写っている彫刻刀、砥石、焼印などの管理が親族へ引き継がれました。原型モデルの木型はトミー工業(当時)へ納品され、数点だけが作者の元に保管されていました。残念ながら、作品を手掛けた際の筆やペン、エアブラシなどは処分してしまったそうです。
現存するこれらの作品は世界中で愛されているミニカーの歴史に、旧マツモトデザインが携わり、デザイナー『松本光正』という一人の男がいた証として足跡を残し、後世に残していきたいと親族は望んでいます。
残された作品は、故松本光正および彼の監修のもと(有)マツモトデザインのスタッフにより描かれたイラストです。作品中に表示されている発表年月はあくまでも目安となります。
作品の貸し出し/ライセンス案内
展示会、イベントなどへのイラストの貸し出しを行っています。
また、イラストを元にしたグッズの制作は、ライセンス契約をしていただき公認グッズとして発売していただける準備をしております。イラストを元にしたオリジナルグッズの販売をお考えの企業様はお気軽にお問い合わせください。担当者よりご連絡させていただきます。