
作品 No.052
スカイライン2000GTR
発表年:1974年
原画サイズ:257×363mm(天地左右)
モデルとなった実車は、ニッサンスカイラインです。
『ケンメリ』の愛称で知られる4代目スカイライン(C110型)の最高グレード「2000GT-R」。ワイドタイヤを想定した前後オーバーフェンダー、異例の標準装備となったリアスポイラーを搭載し、大きな注目を集めました。
しかし、1973年の発売直後にS20型エンジンが排ガス規制にかかってしまったため、発売期間はわずか4ケ月、197台で生産を終了。『幻のGT-R』と呼ばれています。
作品は、ケンメリGT-R。シルバーのボディカラー。車内を良く見せるため窓が開いている状態で描かれています。
GT-R専用となるオーバーフェンダー、テールスポイラー、ブラックペイントのフェンダーミラーなどはしっかりと描かれ、タイヤには赤文字で『BRIDGESTONE』と入っていることから、ワークスのベース車両をモデルに描かれたのでは無いでしょうか?


