
作品番号:012
作品名:トヨタニュークラウン
発表年:1972年
原画サイズ: 261×352mm
モデルとなった実車は、トヨタクラウン。
1971年2月に発売されたMS60型 4代目クラウンです。スピンドル・シェイプ(紡錘形)と呼ばれる丸みを帯びたスタイルから『クジラクラウン』の愛称で呼ばれていました。
4代目クラウンは、歴代クラウンでは唯一センチュリーと同様にボディーカラー名に『黒=墨花(ぼくか)』、『白=白鳳(はくほう)』、『青=荒磯(あらいそ)』といった漢字の名称が使用されていたそうです。
作品は、ボディーカラーが青の『荒磯』。ボディー同色の組み込み式カラードバンパー、4ドアセダン、丸目4灯で描かれていることから、前期型のモデルです。リヤサイドピラーにエンブレムが描かれていないことから、比較的安価なモデルを参考に描かれているのでは無いでしょうか。(同車種作品 012.014)