作品番号：002
作品名：チェリー X1
発表年：1971年
原画サイズ： 119×257mm
モデルとなった実車は、ニッサンチェリー。
初代E10型チェリーは、合併前のプリンス自動車工業が次世代FF車として開発していた車種でした。
1966年8月に日産自動車に吸収合併された後も旧プリンス出身の社員を中心に、当時の旧プリンスの開発拠点であった荻窪事業所にて開発が続行され、1970年に日産自動車初の量産型FF車として発売されました。
作品は、現在では珍しい2ドアセダンタイプ。ボディーカラーはイエローで、フロントグリル内にウィンカーレンズがあることからA12エンジン搭載の高性能モデルで、作品名と同じチェリーX1が描かれています。
また、車体やガラスに陽が当たっているかのような陰影をつけたことで、より一層リアルに仕上がっています。
